USBメモリが故障したりデータを削除してしまったりして困っていませんか。USBメモリのデータは、復旧業者に依頼することで取り戻せる可能性があります。故障したUSBメモリを使い続けると、データを取り戻せなくなってしまう可能性があるので、早めにデータ復旧業者に相談するようにしましょう。
この記事では、おすすめのUSBメモリのデータ復旧業者を解説します。データ復旧業者に依頼した際の費用相場や選ぶポイントも解説するので、USBメモリのデータを取り戻したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
データ復旧をどこに頼んだらいいの?そんなお悩みにお答えします
「データが消えてしまって、どうすれ良いかわからない」、「データ復旧を業者に依頼したいけど、相場がわからない」、
そんなお悩みの方へ、データ復旧比較ガイドは本当に信頼できるデータ復旧会社を徹底比較いたしました。
データ復旧会社の選び方から、復旧会社のランキングをまとめていますので、ぜひご参考にしてみてください。
USBメモリのデータ復旧は専門業者に依頼するのがおすすめ
USBメモリのデータを取り戻したいときは、データ復旧業者に依頼するのがおすすめです。
誤ってデータを削除したり、USBメモリが認識されなくなったりした場合でも、専門知識や技術をもつデータ復旧業者であれば復元できる可能性があります。正しい知識や適切な設備がない人がUSBメモリの修理をすると、より症状を悪化させてしまうリスクを高めてしまうので注意しましょう。
データ復旧業者はUSBメモリの状態を適切に診断し、データ復旧方法を提案してくれます。大切なデータを復元したいときは、データ復旧業者に相談してみましょう。

おすすめのUSBメモリデータ復旧業者5選
アドバンスデザイン
データ復旧のリーディングカンパニー
- 日本で最初のデータ復旧専門企業
- 米大手HDDメーカーと技術提携しており、最高のデータ復旧技術が魅力
- 世界でも最高レベルの設備とツールを完備しています
- 初期診断・見積りにスピーディーに無料対応します
- 高品質を証明する国際規格ISO9001/ISO27001を取得しています
合計
4.3
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データ復旧費用
![]() 成功報酬の上、 |
データ復旧スピード
![]() 通常1~7営業日 |
データ復旧実績
![]() 大手企業 |
データ復旧技術
![]() 米大手HDDメーカーと業務提携しており、Buffaloにデータ復旧の技術提供を行っている |
---|---|---|---|---|
導入設備とツール
![]() クラス100クリーンルーム、レーザー顕微鏡 |
品質規格
![]() ISO9001 |
対応メディア
![]() HDD、SSD、RAID、NAS、サーバー、SDカード、USBメモリなど |
評判
![]() 復旧技術、セキュリティ、復旧費用ともに業界随一のサービスが魅力 |
合計
4.3
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データ復旧費用
![]() 成功報酬の上、 |
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お電話でのお問い合わせ
0120-290-865
平日9:00~18:30 / 土曜9:00~17:30
A1データリカバリー
- 現在までに50000件以上の豊富な復旧実績があります
- 高い復旧技術と高セキュリティによる信頼度が抜群です
- 迅速な対応が評判です
- HDDの元設計者も多数在籍しているため、業界トップレベルの高い復旧率が望めます
合計
3.8
![]() |
データ復旧費用
![]() 成功報酬型で、総容量などにより決まる。 |
データ復旧スピード
![]() 緊急 |
データ復旧実績
![]() 50万件以上の復旧実績 |
データ復旧技術
![]() 元HDD設計者が在籍しており、高い復旧技術 |
---|---|---|---|---|
導入設備とツール
![]() クリーンルーム |
品質規格
![]() ISO27001 |
対応メディア
![]() HDD、RAID、サーバー、NAS、SDカード、USBメモリなど |
評判
![]() 高い復旧技術からの信頼感と高セキュリティの安心感から大企業からも評価が抜群。 |
合計
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お電話でのお問い合わせ
0120-290-865
平日9:00~18:30 / 土曜9:00~17:30
Buffalo
- メディアと障害レベルに応じた固定料金制!
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合計
4.3
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データ復旧費用
![]() 一律固定料金制 |
データ復旧スピード
![]() 最短当日で復旧可能 |
データ復旧実績
![]() バッファロー製品以外も多数 |
データ復旧技術
![]() 熟知した技術者が携わっている |
---|---|---|---|---|
導入設備とツール
![]() クリーンルーム |
品質規格
![]() ISO9001 |
対応メディア
![]() SSD、NAS、USBメモリー、SDカード他 |
評判
![]() パソコン周辺機器メーカー公式だから安心 |
合計
4.3
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データ復旧費用
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お電話でのお問い合わせ
0120-961-869
9:30〜17:00
ロジテック
- 担当制を導入しており、データ復旧完了まで責任を持ってサポートします
- パソコン周辺機器メーカーとして長い歴史があり、高い技術を有しています
- NAS、RAID製品の調査・見積り・データリスト提出を無料で対応
- 即日対応のスピード感。出張サービスもあり
- 親身な対応が評判のいい会社
合計
3.8
![]() |
データ復旧費用
![]() 依頼品種ごと定額制の料金 |
データ復旧スピード
![]() 最短1営業日で対応可 |
データ復旧実績
![]() 学校や法人など多数の顧客 |
データ復旧技術
![]() メーカー実績で積み上げた高い技術力 |
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導入設備とツール
![]() クリーンルーム |
品質規格
![]() ISO27001 |
対応メディア
![]() HDD、RAID、サーバー、NAS、SDカード、USBメモリなど |
評判
![]() 法人や個人などの感謝の声が寄せられる |
合計
3.8
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データ復旧費用
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【データ復旧バリューパック】 ロジテックでは、論理障害1回につき3150円の手数料でデータ復旧を行うデータ復旧バリューパックをご用意しています。 |
お電話でのお問い合わせ
0800-888-6409
平日9:00~18:30 / 土曜9:00~17:30
日本データ復旧サービスセンター(AOS)
- 24時間365日対応の問い合わせフリーダイヤル
- 入退室を徹底管理した高いセキュリティ環境
- 個人客の他、企業、官公庁、研究機関などから多数の依頼実績があります
合計
3.8
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データ復旧費用
![]() 成功報酬型で、総容量などにより決まる。 |
データ復旧スピード
![]() 持ち込みかつ特急復旧サービスを利用の場合、即日対応可 |
データ復旧実績
![]() 大企業や官公庁など実績多数 |
データ復旧技術
![]() 高い技術力を誇る |
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導入設備とツール
![]() クリーンルーム |
品質規格
![]() ISO27001 |
対応メディア
![]() HDD、SDD、パソコン、サーバー、ビデオカメラなど |
評判
![]() 個人の他、企業や官公庁からも依頼実績がある |
合計
3.8
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【データ復旧安心サービスパック】 日本データ復旧サービスセンターでは、パソコン購入時に10,290円のお支払いで、データ復旧を3年の間何度でも(物理障害は1回のみ)対応するデータ復旧安心サービスパックをご用意しています。 |
お電話でのお問い合わせ
0120-194-119
24時間年中無休
USBメモリのデータ復旧を依頼する際の費用相場
USBメモリのデータ復旧を依頼する際の費用相場は、以下のとおりです。
データ復旧業者 | 目安費用(税込) |
アドバンスデザイン | 33,000円~ |
A1データリカバリー | 33,000円~ |
Buffalo | 49,500円~ |
ロジテック | 41,800円~ |
日本データ復旧サービスセンター(AOS) | 35,530円~ |
これらの費用は目安であり、実際はUSBメモリの容量や症状によって異なります。データ復旧費用は、誤操作によるデータ削除などの論理障害よりも、USBメモリ破損などの物理障害の方が高くなるのが一般的です。
データ復旧を依頼するときは、事前に見積もりを取ったうえで、どれほどの費用がかかるのかを確認しておきましょう。
USBメモリのデータ復旧を依頼するときのチェックポイント
USBメモリのデータ復旧を依頼するときに復旧業者に必要な情報を伝えておくと、より正確な見積もりや事前診断が受けられます。
データ復旧業者へ依頼する前に、以下のポイントをチェックしておきましょう。
- 故障した原因
- USBメモリのモデル名や容量、端子の数
- ウイルス感染の有無
- 復旧したいデータの種類
1つずつ詳しく紹介します。
故障した原因
USBメモリのデータ復旧方法は、故障の原因によって異なります。データ復旧業者に依頼する際は、考えられる故障原因をできるだけ詳しく伝えることが大切です。USBメモリの故障は大きく「論理障害」と「物理障害」の2つに分けられます。
論理障害が起きる主な要因は、以下のとおりです。
- データを誤って上書きした
- フォーマットしてしまった
- データの書き込み中にPCの電源を切った
軽度の論理障害であればデータ復旧の成功確率は高いといわれていますが、データを何度も上書きしたりフォーマットを繰り返したりした場合は、データ復旧が難しくなる可能性があります。
一方、物理障害の要因には、以下のケースが挙げられます。
- USB本体が破損した
- 水没してしまった
- 経年劣化した
物理障害が起きたUSBメモリは、基本的に自身でデータ復旧するのが難しいです。自身で修理すると、より症状が悪化するリスクがあるため、データ復旧業者に相談することをおすすめします。
USBメモリのモデル名や容量、端子の数
データ復旧業者への依頼をスムーズに進めるためには、USBメモリのモデル名や容量、端子の種類をあらかじめ確認しておくことが大切です。これらの情報は、復旧作業の難易度を判断したり、見積もりを出したりする際の重要な情報となります。
特に、容量が大きかったり端子が特殊だったりすると、復旧作業に時間がかかることもあります。どの情報が必要なのかわからないときは、USBメモリの本体やパッケージの写真を送ってみるのがおすすめです。
ウイルス感染の有無
USBメモリのデータは、ウイルス感染が原因で消失してしまうケースも少なくありません。ウイルス感染が疑われるときは、どのような症状があったのか、どこにアクセスしたのかをデータ復旧業者に伝えましょう。
データ復旧業者であれば、ウイルスに感染したUSBメモリからでも大切なデータを取り出せる可能性があります。ウイルスによってデータを引き出せなくなったときは、データ復旧業者に相談してみましょう。
復旧したいデータの種類
USBメモリのデータ復旧を依頼する際は、取り戻したいデータの種類や内容を明確にしておくことが大切です。
USBメモリの状態によっては一部のデータが復元できない場合もあります。復旧したいデータを具体的に伝えておくと、復旧できるのかの診断してもらえます。消失したデータの保存日時がわかる場合は、データ復旧業者に伝えておきましょう。
信頼できるUSBメモリのデータ復旧業者を選ぶポイント
USBメモリのデータ復旧の可能性を高めるためには、信頼できるデータ復旧業者を選ぶことが大切です。
データ復旧業者を選ぶときは、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 成功報酬型を採用している
- セキュリティ対策がしっかりしている
- クリーンルームを保有している
- 大手企業や官公庁のデータ復旧実績がある
- データ復旧率が高い
- データ復旧協会DRAJに加盟している
それぞれ詳しく紹介します。
成功報酬型を採用している
成果報酬型とは、実際にデータが復旧できた場合にのみ費用がかかるシステムのことです。データが復元しなかったときに費用が発生しないため、無駄な出費を避けることができます。
データ復旧技術に自信がある業者ほど成功報酬型を採用している傾向があり、信頼できる業者を見分けるポイントとしても活用できます。大切なデータを確実に取り戻すためにも、成功報酬型を採用している業者を選ぶようにしましょう。
セキュリティ対策がしっかりしている
USBメモリには、個人情報や業務データといった情報漏洩が大きなトラブルになる情報が保存されていることも少なくありません。そのような事態にならないためにも、どのようなセキュリティ対策をしているのかを確認しておきましょう。
信頼できる業者であるかを見分ける際は「プライバシーマーク」や「ISO認証」などの認証を取得しているかをチェックするのがおすすめです。これらの認証は厳しい審査をクリアした業者のみが取得できるものです。データの取り扱いルールが明確に定められている業者と判断できれば、安心して依頼できるでしょう。
クリーンルームを保有している
USBメモリを分解するときに内部回路やメモリチップにほこりが付着すると、深刻なダメージを与えてしまう場合があります。そのようなトラブルを起こさないためには、清潔な環境で作業ができるクリーンルームを保有している業者を選ぶことが大切です。
クリーンルームの有無を確認するときは、公式サイトに「クリーンルーム完備」といった記載があるかをチェックしましょう。サイト内に記載がないときは、クリーンルームの有無を問い合わせてみるのも手段の1つです。
USBメモリの故障原因が物理障害である場合は、クリーンルームがある業者を選ぶことをおすすめします。
大手企業や官公庁のデータ復旧実績がある
大手企業や官公庁は、データ復旧業者を選定する際に厳格な基準を設けている場合が多いです。そのため、大手企業や官公庁のデータ復旧実績がある業者は、安全性が高かったり適切なセキュリティ対策をしていたりする傾向があります。
安心して依頼できる業者を見つけるためにも、取引実績や導入事例を公式サイトで確認してみましょう。
データ復旧率が高い
USBメモリのデータ復旧率が高い業者は、技術力が高く、データを取り戻せる可能性も高いといえます。多くの業者は公式サイトにデータ復旧率を掲載しているので、依頼前に確認しておくとよいでしょう。
ただし、データ復旧率の定義は業者によって異なるので注意が必要です。例えば「USBメモリ内のデータのうち1つでも復元できれば成功」としている業者もあるため、復旧率の数字だけを信用して業者を選ぶのは避けましょう。データ復旧率に加えて、復旧率の定義を確認したり、同じような故障状況での復旧事例があるかを調べたりすることをおすすめします。
データ復旧協会DRAJに加盟している
データ復旧協会DRAJは、ユーザーがデータ復旧業者を安心して選べるようにサービス品質の向上を目的として設立された団体です。DRAJの加盟業者は、成果報酬制の採用や強引な営業行為の禁止など、一定の倫理基準を守ることを約束しています。
DRAJの加盟業者を選ぶことで、悪質な業者に依頼してしまうリスクを減らすことができるので、復旧業者を選ぶ際の1つの目安となるでしょう。
USBメモリのデータを消失したときのNG行動

USBメモリのデータを消失したときの対処法によっては、さらに症状が悪化する可能性があります。以下のNG行動を避けるようにしましょう。
- USBメモリを無理やり取り外す
- フォーマットを行う
- PCへの抜き差しを繰り返す
- 故障したまま使い続ける
それぞれ詳しく紹介します。
USBメモリを無理やり取り外す
USBメモリを書き込み中やデータ読み取り中に無理やり取り外してしまうと、データが破損するリスクがあります。USBメモリを安全に取り外すためには、以下の手順で行いましょう(Windows 10の場合)。
- 画面右下のタスクバーにある「^」マークをクリックし、USBアイコンを選択する
- 表示されたメニューから該当するUSBメモリの「取り外し」を選択する
- 「○○はコンピューターから安全に取り外すことができます」と表示されたらUSBメモリを抜く
フォーマットを行う
USBメモリをフォーマットすると内部のデータがすべて初期化されるため、復旧が難しくなります。「このディスクはフォーマットする必要があります」といったメッセージが表示されたときは、フォーマットせずにデータ復旧業者に相談しましょう。
PCへの抜き差しを繰り返す
USBメモリを何度も抜き差しすると、データの読み込み処理が繰り返されることでメモリチップにも負荷がかかります。データ消失の原因となる可能性があるため、USBメモリが認識されない場合でも、必要以上に抜き差しを繰り返さないようにしましょう。
故障したまま使い続ける
USBメモリが故障している状態で使い続けると、内部のデータが上書きされてしまう可能性があります。データが上書きされると、データ復旧の難易度が高くなってしまいます。データ復旧の確率を高めるためにも、USBメモリに不具合を感じたらすぐにPCから取り外し、それ以上の操作は行わないようにしましょう。
メーカー修理に出すとUSBメモリのデータが消失する可能性がある
メーカーにUSBメモリの修理を依頼すると、保存されていたデータがすべて消去されてしまう可能性があります。
メーカー修理は、USBメモリの機能を回復させることを目的としていることが多く、データ復旧を保証しているメーカーはほとんどありません。USBメモリに大切なデータが保存されている場合は、メーカー修理ではなく、専門のデータ復旧業者に相談することをおすすめします。
USBメモリのデータ復旧に関するよくある質問
最後に、USBメモリのデータ復旧に関するよくある質問に答えていきます。
USBメモリの寿命はどれくらい?
USBメモリの寿命は一般的に約3年程度とされています。ただし、実際の寿命は使用する環境や書き込み回数によって異なり、頻繁にデータの書き込みをしている場合は寿命が短くなる傾向があります。
寿命を過ぎると、突然データが読み込めなくなったり、ファイルが破損したりするリスクが高まるので、早めに買い換えるようにしましょう。
読み込みエラーが増えたり、データ転送速度が遅くなったりした場合は寿命が近づいているサインです。そのような症状が見られたら、バックアップを取ったうえで、新しいUSBメモリに移行することをおすすめします。
USBメモリのデータは自分で復旧できる?
データ復旧ソフトを使用すれば、USBメモリのデータを自分で復元できる可能性があります。ただし、ソフトの操作方法を誤ったり、物理障害のあるUSBメモリに使用したりすると、症状が悪化するリスクがあります。
操作に不安がある場合や、重要なデータが入っている場合はデータ復旧業者に相談してみましょう。
データ復旧業者にUSBメモリの中身を見られる?
データ復旧業者は、基本的にUSBメモリのデータを詳しく見ることはありません。復旧作業後に、復元したファイルが正常に開けるかを確認することはありますが、ファイルの動作確認をする程度です。
情報漏洩の不安がある場合は、プライバシーマークやISO認証を取得している復旧業者を選ぶことをおすすめします。
まとめ
USBメモリのデータを削除してしまったり、USBメモリが認識されなくなったりした場合は、データ復旧業者に依頼するのがおすすめです。データ復旧業者を選ぶときは、どのようなセキュリティ対策を行っているか、クリーンルームを保有しているかを確認しておきましょう。
故障しているUSBメモリを使い続ける行為は、復旧率を低下させる原因になるので、可能な限り早くデータ復旧業者に相談することをおすすめします。