Surfaceの電源が突然入らなくなって、困った経験がある人もいるのではないでしょうか?Surfaceの電源が入らない原因には、バッテリー切れや本体の不具合などさまざまな可能性があります。大切なデータを守るためにも、落ち着いて適切に対処することが大切です。
そこでこの記事では、Surfaceの電源が入らないときの対処法を状況別に解説します。やってはいけないNG行動も紹介するので、Surfaceの電源が入らなくて困っている人はぜひ参考にしてみてください。
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Surfaceの電源が入らないときのチェックポイント
Surfaceの電源が入らないときは、以下をチェックしてみましょう。
- バッテリーが切れていないか
- 電源アダプターやコンセントが接続されているか
- 周辺機器を外して電源が入るか
- 電源ボタンが故障していないか
- Surfaceロゴは表示されるか
- Windowsロゴは表示されるか
- 本体が熱くなりすぎていないか
- 水没や浸水はしていないか
一つずつ詳しく紹介します。
バッテリーが切れていないか
長時間使用したときや、久しぶりにSurfaceを使用して電源が入らないときは、バッテリー切れの可能性があります。バッテリー切れが疑われるときは、15分ほど充電してから電源が入るか試してみましょう。充電できているかどうかは、電源アダプターのLEDランプが点灯しているかで確認できます。
電源アダプターやコンセントに接続されているか
電源アダプターが本体やコンセントに正しく接続されていないことも、Surfaceが起動しない原因となります。正常な状態であれば電源アダプターを接続したときにライトが点灯しますが、ライトが点灯しないときは電源アダプターが故障していることが疑われます。
ライトが点滅している場合は、本体との接続が不安定になっている可能性があるので、1度電源アダプターを外してから再接続しましょう。
周辺機器を外して電源が入るか
Surfaceの電源が入らないのは、Surface DockやUSBメモリ、外付けHDD/SSD、外付けDVDドライブなどの周辺機器に問題がある可能性が考えられます。周辺機器を接続している場合は、1つずつ取り外して電源が入るかを試してみましょう。
周辺機器を外したことで電源が入る場合は、Surface本体には問題がなく、周辺機器との相性や不具合が原因であると推測できます。
電源ボタンが故障していないか
電源ボタンを押してもクリック感を感じられないときは、電源ボタンが故障している可能性があります。この場合は、専門のパソコン修理業者へ相談するようにしましょう。自己修理をすると機器の故障が悪化したり、新たな問題を引き起こしたりするリスクがあるため、おすすめできません。
Surfaceロゴは表示されるか
Surfaceの起動時にロゴ画面で止まっている場合は、アップデート中である可能性が高いです。アップデートには通常30分〜2時間ほどかかるので、すぐに電源を切らずにそのまま待ちましょう。
ただし、長時間待ってもアップデートが終わらないときは、アップデートが正常に行われていない可能性があります。その場合は、電源ボタンを長押しして強制シャットダウンを試しましょう。それでも問題が解決しなければ、修理業者に相談することをおすすめします。
Windowsロゴは表示されるか
起動時にWindowsロゴが表示されたまま進まないときは、システム不具合が発生していることが考えられます。
システム障害が起きた場合は、初期化をしなければならないケースがあるため、バックアップを取ることが必要不可欠です。しかし、電源が入らない状態では自身でバックアップを取ることができません。
大切なデータを保護するためにも、修理業者に相談した方がよいでしょう。
本体が熱くなりすぎていないか
surface本体が熱くなっているときは、熱暴走によって電源が入らなくなっている可能性があります。熱暴走は通気口や冷却ファンにほこりが詰まっていたり、長時間Surfaceを使用して本体に過度な負荷がかかったりしたときに起こる現象です。
熱暴走を解決するためには通気口のほこりを取り除き、涼しい場所で本体の温度が下がるまでしばらく時間をおきましょう。
水没や浸水はしていないか
Surfaceには防水機能が搭載されていないため、飲み物などをこぼしたときに内部まで浸水してしまう可能性があります。水に濡れてしまったときは、以下の手順で対応しましょう。
- すぐに電源を切る
- 乾いた布で表面の水分を丁寧にふき取る
- ドライヤーなどを使わず、自然乾燥させる
応急処置をしても電源が入らないときは修理業者へ相談したり、買い替えを検討したりしましょう。
【状況別】Surfaceの電源が入らないときの対処法
ここからは、Surfaceの電源が入らないときの対処法を状況別に紹介します。
画面が黒いまま反応しない
画面が黒いまま反応しないときは、電源が切れている、またはディスプレイや液晶パネルの故障が考えられます。電源が正しく接続されていても起動しない場合は、システムやハードウェアに不具合が発生していることも考えられます。
これらの症状は、自身で修理したり部品交換をしたりするのは難しいので、修理業者へ相談するようにしましょう。
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Surfaceのロゴが点滅している
Surfaceのロゴが点滅する場合は、正常にシャットダウンが行われていない可能性があります。この場合は、強制シャットダウンをする必要があります。強制シャットダウンの手順は機種によって以下のように異なります。
surfaceの機種 | 強制シャットダウンの手順 |
一般的なSurface | 電源ボタンを約20秒長押しして離す |
SurfaceProとSurfaceBook | 音量を上げるボタンと電源ボタンを同時に約15秒押す |
強制シャットダウンはSurface本体に大きな負荷をかけてしまうので、症状がより悪化するリスクがあります。安全に復旧したい場合は専門業者へ相談するのがおすすめです。
Surfaceのロゴの下で読み込みマークが回っている
Surfaceのロゴの下で読み込みマークが回り続けている症状は、アップデート作業を行っている可能性が高いため、しばらく待つのがよいでしょう。一方、長時間待っても画面が変わらないときはシステムトラブルが発生している可能性があります。このときに回復ドライブを使用すれば、Surfaceを購入時に近い状態に復元できる可能性があります。
ただし、回復ドライブは事前に作成しておく必要があるため、作成していない場合は復元作業ができません。システムを復元できないときは、修理業者へ相談しましょう。
Windowsのロゴから先に進まない
Windowsのロゴが表示されている状況から進まないときは、システムファイルの読み込みに問題が生じていることが考えられます。この場合、Windows Updateに時間がかかっていたり、エラーが発生していたりする可能性があります。
アップデートには1時間以上かかることがあり、途中で強制終了するとシステムファイルが破損することがあるので、1〜2時間ほど待つようにしましょう。アップデート後に起動できなくなったときは、更新プログラムを以下の手順でアンインストールし、更新前の状態に戻せば改善する可能性があります。
1.電源ボタンを長押しして強制終了
2.自動修復完了後の画面で詳細オプションをクリック
3.トラブルシューティングの画面で詳細オプションをクリック
4.詳細オプションの画面で更新プログラムのアンインストールをクリック
操作後は、画面の指示に従って進めましょう。
Surfaceの電源が入らないときにやってはいけないNG行動
Surfaceの電源が入らない状況であっても、以下のNG行動をしないようにしましょう。
- 強制シャットダウンを繰り返す
- 急激に冷やす
- 乱暴に扱う
1つずつ見ていきましょう。
強制シャットダウンを繰り返さない
短時間のうちに強制シャットダウンを繰り返すとSurface本体やシステムに大きな負担をかけてしまいます。特にアクセスランプが点灯しているときは、データの読み込みを行っているので、強制シャットダウンをするとデータを消失するリスクが高くなります。
急激に冷やさない
Surface本体が熱くなっていても、急に冷やさないようにしましょう。急激な冷却は本体内部に結露を引き起こし、故障する可能性があります。そのため、冷風を直接あてたり冷たいタオルを乗せたりしないようにしましょう。
冷却が必要なときはエアコンで室温を下げたり、涼しい場所に移動したりするのがおすすめです。
乱暴に扱わない
Surface本体を叩いたり、キーボードを強く押したりしても改善は見込めません。乱暴に扱うと、さらなる故障の原因となるので避けましょう。
電源が入らないSurfaceをすぐに修理したいなら専門業者がおすすめ
Surfaceの電源が入らなくなったときは、画面が表示されないだけでなく、内部のデータが消失してしまうリスクがあります。このような状況で本体を分解したりパーツを交換したりするのは非常に危険です。専門的な知識や技術がない状態での修理は、かえって状態を悪化させてしまう可能性があります。
大切なデータを守るためにも、できるだけ早い段階で専門の修理業者やデータ復旧業者に相談しましょう。
まとめ
Surfaceの電源が入らない原因には、バッテリー切れやケーブルの故障、本体に不具合が生じていることが考えられます。状況に合わせた適切な対処をすることで解決できるケースもあるので、本記事で紹介した方法を試してみましょう。
ただし、自己修理をすると状態をより悪化させてしまうリスクがあるので、大切なデータが入っているときは専門業者に依頼することをおすすめします。