HDDの読み込みが遅い時は、ファイルのコピーやPCの起動・シャットダウンに時間がかかる傾向があります。これらの症状に気付いたら、状態が悪化する前に「HDDの空き容量を確保する」「使っていないアプリを削除する」などの対策をとることをおすすめします。
この記事では、HDDの読み込みが遅い時の対処法や確認すべきポイントを説明しています。HDDの読み込みスピードに悩んでいる方は、参考にしてみてください。
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HDDの読み込みが遅い時の症状
PCを長期間使用していると、以前よりもHDDの読み込みにかかる時間が増えると感じる機会が多くなります。他にも「PCの起動やシャットダウンに時間がかかる」「急に画面が固まることがある」といった症状もあります。
以前よりもファイルのコピーなどに時間がかかる
容量が大きくないファイルの場合、コピーするだけであれば通常は数秒で済みます。しかし「以前よりファイルのコピーに時間がかかるようになった」という場合は、HDDの読み込みが遅くなっているかもしれません。ファイルの容量が小さいのにコピーに時間がかかる時は、HDDが原因となっている可能性があります。
PCの起動・シャットダウンに時間がかかる
PCの起動やシャットダウンに時間がかかる場合、HDDが読み込みに時間を要しているかもしれません。動作の時間が気になる時は、HDDの交換やPCの買い替えを検討しましょう。
PCが急に固まる
PCを長期間使っていると、突然固まるといった事象が見られます。PCの使用年数が長ければ長いほど、固まる頻度が増えやすくなります。PCが固まると作業中のデータに支障を来す可能性もあるため、後ほど紹介する対処方法を行ってください。
エラーメッセージが表示される
「ハードディスクの問題が検出されました」「〇〇にアクセスできません」といったメッセージが表示された場合、HDDの読み込みに問題が発生している可能性があります。
メッセージの内容は事象やPCによっても異なりますが、エラーを知らせるメッセージが表示された時はHDDを確認することをおすすめします。
HDDの読み込みが遅くなった時に確認すること
HDDの読み込みが遅いまま使用し続けると、症状が悪化する可能性があります。また、PCの動きが遅いために作業を効率的に進められないこともあります。HDDの読み込みが遅くなった時は、以下の点を確認してみましょう。
HDDの空き容量を調べる
HDDの読み込みが遅くなった時は、HDDの空き容量を確認してみましょう。HDDの空き容量が不足していると、読み込みが遅くなる可能性があります。
WindowsとMacで、空き容量の確認方法が異なります。ここではそれぞれの確認方法を説明しますので、使っているPCに合わせて手順を確認してみてください。
Windowsを使っている場合の確認方法
Windowsを使っている場合は、以下の手順で確認します。
- スタートボタンを右クリック
- 「エクスプローラー」を選択して「PC」をクリック
- 「デバイスとドライブ」の項目にある「ローカルディスク」の空き容量を確認
上記の手順で確認できなかった場合は、スタートボタンを右クリックして「プロパティ」を開くと、空き領域を確認できます。
Macを使っている場合の確認方法
Macを使っている場合は、以下の手順で確認します。
- Appleマークをクリック
- メニューの「このMacについて」をクリック
- 「ストレージ」を選択して空き容量を確認
- 空き容量が色付きで表示される
上記以外にも、「ターミナル」というアプリで「$ df -h」のコマンドを実行して確認することもできます。
HDDの状態を調べる
HDDはデータのやり取りを頻繁に行うため高温になりやすく、熱がデータの伝送速度に影響を与える可能性があります。読み込み速度が遅い場合は、HDDの温度や状態を確認してみましょう。HDDの状態を調べる時は、CrystalDiskInfoなどフリーソフトを使うのがおすすめです。フリーソフトによっては、使用時間や読み込みエラー率を調べてくれるものもあるため、知りたい情報に合わせて機能が多いソフトを選ぶとよいでしょう。
HDDの読み込みが遅い時の対処法
HDDの読み込みが遅い時、いくつかの対処方法があります。ここでは、5つの対処法を説明しますので試してみてください。
HDDの空き容量を確保する
HDDの読み込みが遅い時は、空き容量の少なさが原因となっているケースがあります。HDDの空き容量を調べて、容量不足になっていないかを確認してみましょう。容量が不足している時は、データを外部に移動させることを検討してみてください。
使っていないアプリやソフトを削除する
使っていないアプリやソフトが多数ある場合は、それらを削除しましょう。アプリやソフトはHDDのディスクを消費しており、PCのパフォーマンスを下げる可能性があります。PCの動作に悪影響を与えないためにも、アプリやソフトは必要なものだけを残しておくのがおすすめです。
アプリやソフトはPCの購入後にダウンロードしたものはもちろん、PCメーカーのサポートプログラムのように購入時点でダウンロードされているものがないかチェックするとよいでしょう。
ウィルスチェックを行う
PCがウイルスに感染しているとセキュリティの問題が生じるのみならず、HDDやSSDの動きが遅くなる可能性があります。ウイルス対策ソフトは最新のものを使っているか確認しましょう。定期的にセキュリティのチェックを行うようにしてPCを守ることが大切です。
ディスクやファイルのクリーンアップを行う
PCを長く使っていると、今となっては不要なプログラムや過去にダウンロードした画像など、現在は必要のないファイルが蓄積されています。ディスクやファイルのクリーンアップ
を行うと、不要なプログラムやソフトをチェックしてくれます。HDDの読み込みが遅くなってきたらクリーンアップを試してみましょう。
不要な常駐ソフトを停止する
不要な常駐ソフトは、停止することをおすすめします。常駐プログラムは、PCを起動した時に自動で開くプログラムです。不要なソフトの起動を減らすことで、PCのパフォーマンスへの悪影響を減らせます。常駐プログラムは、タスクバーの右端にある「タスクトレイ」から確認できます。
OSのアップデートを行う
OSのバージョンが古い場合は、アップデートを行いましょう。OSをアップデートすると、HDDやSSDの速度を改善できる可能性があります。
OSをアップデートしなければ、不正アクセスやサイバー攻撃から守るためのプログラムが適用されません。セキュリティ対策のためにも、OSは最新版にアップデートしましょう。

HDDのエラーの対処法
HDDの読み込みが遅い場合、HDDにエラーが発生している可能性もあります。HDDのエラーが原因となって読み込みが遅くなっている場合は、フリーソフトを使って修復できるかもしれません。フリーソフトによっては、ディスクのクリーンアップやディスクの最適化を行えます。
一方で、事象によってはフリーソフトを使用することでさらに症状が悪化する可能性もあります。重要なデータが取り込まれているPCの場合は、フリーソフトではなく業者に修理を依頼するほうが安全です。
改善しない場合はHDDの買い替えやSSDへの移行も検討する
HDDの読み込みが遅い時の対処法を試したものの、改善しない場合はHDDの買い替えやSSDへの移行を検討しましょう。HDDそのものが寿命を迎えている場合は、交換が必要になります。
またSSDは高速でデータ転送ができるため、SSDに交換するとHDDを使っている時よりもファイルの転送やソフトウェアの起動が速くなる可能性があります。読み込みのスピードを重視する方は、SSDへの移行を検討するのがおすすめです。
不要になったHDDを安全に処分する方法
HDDの読み込みが遅い時の対処法を試しても改善しない場合は、HDDが寿命を迎えている可能性が高いです。不要になったHDDは安全に処分しましょう。
HDDには個人情報をはじめとした重要なデータが含まれている可能性があります。処分する前にデータを削除するようにしましょう。データを削除した後のHDDは、専門業者やリサイクル業者に引き取りを依頼すると安全です。
HDDが壊れかかっている場合は要注意!
HDDが壊れかかっているにも関わらず「読み込みが遅くなっているだけだ」と思って使い続けていると、急に故障する可能性があります。急に壊れても慌てないために、事前にバックアップを取っておくことをおすすめします。もしHDDが壊れてしまった場合は、データ復旧業者にデータの復旧を依頼しましょう。
大事なデータを守るためにも、読み込みの速度や動きに違和感があったら症状が悪化する前に、HDDの状態を調べることをおすすめします。
まとめ
HDDの読み込みが遅くなると、ファイルのコピーやPCの起動・シャットダウンに時間がかかるようになります。これらの症状を感じた時は、HDDの空き容量を確保したり、不要なソフトを削除したりするなどして対処しましょう。
対処しても改善が見られない場合は、HDDそのものが寿命を迎えている、もしくはエラーが発生しているかもしれません。症状が悪化する前にバックアップを取り、新しいHDDに買い替えることも検討しましょう。