パソコンのデータを取り出す際にどれほどの費用がかかるのか不安を感じていませんか。パソコンのデータは復旧ソフトを利用したり、家電量販店や復旧業者に依頼したりすることで取り出せる可能性があります。しかし、障害の程度や依頼先によって料金が異なるため、それぞれの相場を知っておくことが大切です。
本記事では、パソコンのデータを取り出す方法と料金相場を解説します。費用を抑える業者選びのコツも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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パソコンのデータを取り出す方法と料金相場
パソコンのデータを取り出す際にかかる費用は、復旧方法によって異なります。パソコンのデータを取り出す主な方法は、以下の3つです。
- データ復旧ソフトを使用する
- 家電量販店に依頼する
- データ復旧業者に依頼する
それぞれの特徴や料金相場を詳しく解説します。
データ復旧ソフトを使用する
データ復旧ソフトは、正常に動くパソコンに専用ソフトをダウンロードし、HDDなどの内部ストレージを接続して復元する方法です。データ復旧ソフトには、無料のソフトと1〜2万円程度の有料ソフトがあります。
内部ストレージが物理的に破損している場合は、データ復旧ソフトを認識できないため、使用できません。費用を安く抑えられる可能性がありますが、操作を誤るとデータが完全に消失してしまう可能性があるため、ソフトの操作に自信がない方は別の復旧方法を選ぶことをおすすめします。
家電量販店に依頼する
一部の家電量販店では、店頭でデータ取り出しを受け付けています。主な家電量販店のデータ取り出しにかかる料金は、以下のとおりです(2026年6月現在)。
| 家電量販店 | データ取り出し料金(税込) |
| ヤマダデンキ | 107,800円 |
| ヨドバシカメラ | 33,000~173,800円(障害の程度により異なる) |
| ビックカメラ | 40,480~109,780円(障害の程度により異なる) |
大手ならではの安心感がある一方で、実際の作業は提携している外部業者が行うケースが少なくありません。そのため、基本料金に委託料などが上乗せされている場合があり、専門業者に直接依頼するよりも費用が高くなりやすい点に注意が必要です。
データ復旧業者に依頼する
データ復旧業者は、パソコンやHDDなどのデータ復旧を専門に行っている業者です。専門知識や設備をもっているため、電源が入らなかったり異音がしたりするといった重度の物理障害でもデータを取り出せる可能性があります。
主な復旧業者のデータ取り出し料金は、以下のとおりです(2026年6月現在)。
| データ復旧業者 | 目安費用(税込) |
| アドバンスデザイン | 33,000円~ |
| Buffalo | 33,000円~ |
| エーワンデータ | 35,200円~ |
パソコンの障害の程度やデータ容量によって費用が異なるため、事前に見積もりをしっかり確認することが大切です。
パソコンのデータ取り出し料金を抑えられる業者選びのコツ
パソコンのデータ取り出し料金を抑えるためには、以下のポイントをふまえて復旧業者を選ぶことが大切です。
- 初期診断や見積もりが無料である
- 成功報酬型を採用している
- 口コミや評判がよい
- データ復旧実績が豊富である
- クリーンルームを保有している
- セキュリティ対策を行っている
それぞれ詳しく解説します。
初期診断や見積もりが無料である
パソコンのデータ取り出しにおける初期診断料は、業者によって異なります。初期診断や見積もりを無料としている業者を選べば、無駄な出費を抑えやすくなります。なかには、原因を特定する調査だけで費用が発生する業者もあるため、あらかじめ無料の範囲を確認しておくことが大切です。
成功報酬型を採用している
成功報酬型とは、データが取り出せなかった場合に料金が発生しないシステムのことです。成功報酬型を採用している業者を選べば、データ復旧に失敗したときに費用を負担するリスクを減らせます。
なかには「ファイルが1つでも取り出せれば成功」という基準を設けている業者もあります。トラブルを避けるためにも、必要なデータが取り出せたときにのみ費用が発生する契約であるかを確認しておきましょう。
口コミや評判がよい
データ復旧業者を選ぶ際には、実際の利用者の口コミをGoogleマップやSNSなどで確認しておくことをおすすめします。不当な高額費用を請求されたり、強引に契約させられたりすることがないかをチェックしておくと、悪質業者とのトラブルを回避しやすくなります。
データ復旧実績が豊富である
復旧実績が豊富な業者を選ぶことで、データを取り出せる可能性があります。特に、自身が使用するメーカーのパソコンの復旧事例が豊富な業者であれば、作業がスムーズに進むため、適切な価格で対応してもらえる可能性が高まるでしょう。
クリーンルームを保有している
機器の故障など物理障害が発生したパソコンからデータを取り出す際には、クリーンルームが必要になることが多いです。自社内にクリーンルームがある業者を選べば、安全を確保しながら外部委託料などの費用も抑えられます。
セキュリティ対策を行っている
パソコンには写真や仕事の書類、パスワードなどの個人情報が入っています。プライバシーマークやISO認証といった外部認証を取得している業者であれば、作業中の情報漏洩リスクを抑えられ、大切なデータを安全に預けられます。
パソコンのデータ取り出し料金を抑えるためのポイント

パソコンの取り出し料金を抑えるためのポイントは、以下のとおりです。
- 通電や再起動を繰り返さない
- 納期に余裕をもって依頼する
- 複数の業者に見積もりを依頼する
それぞれ詳しく解説します。
通電や再起動を繰り返さない
パソコンを通電し続けたり、再起動を繰り返したりするのは避けましょう。通電し続けると、内部HDDに負荷がかかり、症状がより悪化する原因になります。障害の程度が重くなると、データ取り出し費用が高くなることがあります。
そのような状況を避けるためにも、異常を感じたらすぐに電源を切り、電源コードを抜いた状態で復旧業者に相談するようにしましょう。
納期に余裕をもって依頼する
多くのデータ復旧業者では、即日対応や24時間以内に納品する「特急オプション」がありますが、利用すると数万円の追加料金が発生するのが一般的です。すぐにデータが必要でない限りは、通常の納期で依頼することで割増料金を抑えられます。
複数の業者に見積もりを依頼する
データ取り出しを復旧業者に依頼する際は、1社だけで決めず、2〜3社から相見積もりを取りましょう。複数の業者の見積書を比べることでパソコンの症状に適した取り出し料金を把握できます。また、内訳の明確さやスタッフの対応も比較できるので、より信頼できる依頼先を見極めることにもつながります。
パソコンのデータ取り出しに関するよくある質問
最後に、パソコンのデータ取り出しに関するよくある質問に回答します。
データ取り出しにはどれほどの時間がかかる?
パソコンの軽度の論理障害であれば、数時間〜1日程度でデータの取り出しが完了することが多いです。重度の物理障害が発生している場合は、1週間以上の期間を要するのが一般的です。
データの取り出しにかかる日数は、パソコン内のデータの総容量が大きくなるほど長くなる傾向があります。
データが取り出せなくても料金が発生する?
成功報酬型を採用している業者であれば、データが1つも取り出せなかった場合、費用が発生することはありません。ただし、初期診断料がかかったり、キャンセル時に機器の返送料がかかったりする業者もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
追加料金がかかる場合はある?
パソコンの状態によっては、見積もり額に加えて追加料金が発生する可能性があります。例えば、初期診断時に発見できなかった傷がHDDに見つかった場合、作業費や部品代が加算される場合があります。
追加料金の有無が不安な場合は、契約時に見積もり以上の費用が発生する可能性はあるか確認しておきましょう。
まとめ
パソコンのデータ取り出しは、復旧ソフトを利用したり、家電量販店や専門業者に依頼したりすることで行えます。取り出しにかかる料金は障害の程度や依頼先によって異なるため、予算やパソコンの状態に合った依頼先を選ぶことが大切です。
パソコンに異常がある状態で通電や再起動を続けると、データが上書きされたり内部HDDが傷ついて症状が悪化したりする可能性が高まります。大切なデータを取り戻すためにも、不具合を感じたらすぐに電源を切り、信頼できる専門業者へ相談してみましょう。


