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SSDが反応しない・認識しない7つの原因|対処法を症状別に解説

SSDが反応せずに困っていませんか。SSDが反応しない理由として、ケーブルの不具合やファイルシステムの破損、SSD本体の故障などが考えられます。むやみに再起動を繰り返したり、通電し続けたりするとデータが消失してしまう可能性があります。SSDのデータを失わないためにも、症状に合った適切な方法で対処することが大切です。

この記事では、SSDが反応しない・認識しない原因と症状別の対処法を解説します。やってはいけないNG行動も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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SSDが反応しない・認識しない7つの原因

SSDが反応しない・認識しないときは、以下の7つの原因が考えられます。

  • パソコンの一時的なシステムエラー
  • USBケーブル・SATAケーブルの不具合
  • パソコンやUSBハブからの電力供給不足
  • 他の周辺機器の影響
  • BIOS設定のエラー
  • ファイルシステムの破損
  • SSDの故障

1つずつ詳しく解説します。

パソコンの一時的なシステムエラー

パソコン内部に電気がたまったり、OSのアップデートが失敗したりした際に一時的なシステムエラーが起きることがあります。エラーが発生するとパソコン側が正常に動作しなくなり、接続したSSDを正しく認識できなくなります。

これはSSDの故障ではなく、パソコンのシステム側が正常に動作していないときに発生しやすいトラブルです。

USBケーブル・SATAケーブルの不具合

USBケーブルやSATAケーブルが劣化していたり、緩んだりしていることでSSDが反応しないこともあります。ケーブルの外見に異常がなくても、経年劣化で内部が断線している場合があるため注意しましょう。また、ケーブルの端子に付着した汚れによって接続が不安定になることもあります。

パソコンやUSBハブからの電力供給不足

パソコンのUSBポートやUSBハブの故障により、SSDへの電力供給が不十分になることがあります。外付けSSDへの電力供給が不安定な状態が続くと、ファイルシステムが破損してデータが失われる可能性があるため、注意が必要です。SSDを接続しても電源ランプがつかない、あるいは点滅を繰り返す場合は電力不足が疑われます。

他の周辺機器の影響

新しく追加した外部デバイスやプリンターなどが、パソコンのシステム上で干渉を起こし、SSDが正常に読み込まれなくなることがあります。周辺機器の影響が疑われるときは、一度パソコンから他の機器をすべて取り外して、SSDが認識されるかどうかを確認してみてください。

BIOS設定のエラー

BIOS(バイオス)は、Windowsが起動する前にパソコンのハードウェアを制御するプログラムです。システムの誤作動やアップデートの失敗などによってBIOSの設定が変更され、USBポートが無効化されると、SSDが認識されなくなります。

ファイルシステムの破損

パソコンの使用中に突然電源が切れたり、正しい手順でSSDを抜かなかったりすると、ファイルシステムが破損してデータが読み取れなくなることがあります。デバイスマネージャーにSSDが表示されるにもかかわらず「フォーマットする必要があります」とエラーメッセージが出る場合は、ファイルシステムの破損の可能性が高いです。

SSDの故障

SSDの寿命や落下による強い衝撃などによって、SSD自体が故障している可能性があります。故障の有無は外見だけでは判断ができず、自力で直すことはできません。SSDの修理には専門知識や技術が必要となるため、専門業者に相談するようにしましょう。

【症状別】SSDが反応しない・認識しないときの対処法

ここからは、SSDが反応しない・認識しないときの対処法を症状別に解説します。

外付けSSDの電源ランプがついていない場合

外付けSSDの電源ランプがついていない場合は、本体に必要な電力が供給されていない可能性があります。

まずは、以下の対処法を試してみましょう。

  • USBケーブルやSATAケーブルを挿し直す
  • 接続するUSBポートを変更する
  • 他の周辺機器をすべて取り外して再起動する

1つずつ詳しく解説します。

USBケーブルやSATAケーブルを挿し直す

USBケーブルやSATAケーブルが奥まで挿さっていない可能性があるため、一度抜いてから挿し直してみましょう。正しく挿し直した状態で、もう一度パソコンの電源を入れてランプが点灯するか確認してみてください。

接続するUSBポートを変更する

USBポートの不具合や電力供給不足が疑われる場合は、別のUSBポートに繋いでみましょう。USBハブを使用している場合はすべて取り外し、パソコン本体のポートに直接接続することで電力が安定し、正常に起動する可能性があります。

他の周辺機器をすべて取り外して再起動する

USBメモリやプリンターなどの周辺機器が干渉している場合があるため、一度すべて取り外します。すべての周辺機器を取り外した状態で、パソコンを再起動し、SSDが反応するか確認してみてください

電源ランプはつくのに反応しない・認識しない場合

電源ランプは点灯するもののパソコン側で認識されない場合は、システムのエラーや設定の不具合が疑われます。以下の対処法を順番に試してみましょう。

  • パソコンを放電する
  • デバイスドライバーを更新する
  • ディスクの再スキャンを実行する
  • エラーチェックを行う
  • ドライブ文字の再割り当てをする
  • BIOS設定を初期化する

それぞれ詳しく解説します。

パソコンを放電する

パソコンの帯電によってSSDが反応していない場合は、放電によって改善する可能性があります。放電する手順は、以下のとおりです。

  1. パソコンの電源を切る
  2. ACアダプタや電源プラグ、すべての周辺機器を取り外して5分ほど放置する
    (内蔵バッテリーが取り外せるモデルの場合はバッテリーも外す)
  3. ACアダプタや電源プラグだけを接続し、電源を入れる

放電を行っても症状が変わらない場合は、別の原因が考えられるため他の対処法を試してみましょう。

デバイスドライバーを更新する

デバイスドライバーとは、パソコンが外付けSSDなどを正しく動かすためのプログラムのことです。デバイスドライバーを最新状態に更新することで、SSDが認識される可能性があります。

デバイスドライバーを更新する手順は、以下のとおりです。

  1. スタートボタンを右クリックし、メニューから「デバイスマネージャー」を開く
  2. 「ディスクドライブ」または「ほかのデバイス」を選択し、認識しない外付けSSDを右クリックする
  3. 「ドライバーの更新」を選択し「ドライバーを自動的に検索」をクリックする
  4. 画面の指示に従って操作し、更新が完了したらパソコンを再起動する

「既に最新のドライバーがインストールされています」と表示された場合は、WindowsUpdateで新しいプログラムが届いていないか確認してみましょう。「更新プログラムのチェック」を実行し、OS自体のバージョンを新しくすることで、周辺機器の認識エラーが解消されることがあります。

ディスクの再スキャンを実行する

ディスクの再スキャンとは、パソコンに接続されている機器をチェックし直す機能のことです。再スキャンを実行することで、見落とされていたSSDが認識されるようになる可能性があります。

ディスクの再スキャンの手順は、以下のとおりです。

  1. タスクバーの検索ボックスで「ディスクの管理」と入力し検索する
  2. 開いた画面の一番上にあるメニューバーから「操作」→「ディスクの再スキャン」を選択する
  3. 再スキャン後、画面のリストにSSDが表示されるか確認する

スキャンは数十秒程度で完了し、接続に問題がなければリスト内にSSDが自動で反映されます。これでも表示されない場合は、システムがSSDを検知できていない状態です。

エラーチェックを行う

エラーチェックによって、SSD内に発生している一時的なシステムエラーが修復できる可能性があります。エラーチェックを行う手順は、以下のとおりです。

  1. エクスプローラーでSSDを右クリックし「プロパティ」を選択する
  2. 「ツール」タブをクリックする
  3. 「エラーチェック」内にある「チェック」をクリックする
  4. エラーが検出された場合は「ドライブの修復」から修復を行う

物理的な故障が起きている状態でエラーチェックを繰り返すと、SSDに大きな負荷がかかることで症状がより悪化する可能性があります。エラーチェックは一度だけに留め、改善しない場合は他の対処法を試してみましょう。

ドライブ文字の再割り当てをする

外付けSSDドライブ文字が他の機器と重複していると、認識されなくなることがあります。そのような場合、手動でドライブ文字を割り当てることで復元できます。

ドライブ文字を割り当てる手順は、以下のとおりです。

  1. 「ディスクの管理」で対象ドライブを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択する
  2. 「追加」または「変更」をクリックして使用したいドライブ文字(「E」や「F」など)を選択する
  3. 「OK」を押して設定を保存する

割り当てる文字を選ぶ際は、他のデバイスが使用していないアルファベットを指定してください。設定を保存した後、エクスプローラー上で対象のドライブが正常に認識されているか確認してみましょう。

BIOS設定を初期化する

BIOSの設定が原因でSSDが認識されない場合、初期化によって改善する可能性があります。

BIOS設定を初期化する手順は、以下のとおりです。

  1. パソコンの電源を切る
  2. F2キーを押しながら電源ボタンを押し、音が鳴ったら(または画面表示が変わったら)F2キーから指を離す
  3. BIOSセットアップが起動後、矢印キーを押して「終了」に移動する
  4. 矢印キーで「標準設定値を読み込む」に移動し「Enter」をクリックする
  5. 「標準設定値を読み込みますか?」と表示されたら「はい」に移動して「Enter」を押す
  6. 「変更を保存して終了する」に移動し「Enter」を押す
  7. 「変更した内容を保存して終了しますか?」と表示されたら「はい」に移動して「Enter」を押す

BIOS画面を開くキーはメーカーや機種によって異なり、「F2」の他に「F10」や「Delete」などの場合があります。F2キーで画面が切り替わらないときは、パソコン本体のマニュアルやメーカーの公式サイトを確認してみましょう。

外付けSSDのファイルが開けない場合

外付けSSDが認識されてもファイルが開けない場合の対処法は、以下のとおりです。

  • Windowsの自動修復機能を実行する
  • SSDをフォーマットする

それぞれ詳しく解説します。

Windowsの自動修復機能を実行する

Windowsの自動修復機能とはシステムファイルの破損をパソコンが自動で診断・修復する機能のことです。Windowsのシステムファイルが破損していると、パソコン側がSSDのデータを読み込めなくなることがあります。システムを正常な状態に戻すことで、SSD内のファイルが開けるようになる可能性があります。

Windowsの自動修復機能を実行する手順は、以下のとおりです。

  1. パソコンの電源を入れた直後、画面が立ち上がる前に電源ボタンを長押しして強制終了する作業を2~3回繰り返す
  2. 青い画面に「自動修復」または「回復」と表示されたら「詳細オプション」をクリックする
  3. 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」の順にクリックして進む
  4. メニューのなかから「スタートアップ修復」をクリックする

修復が完了するとパソコンが再起動するため、SSD内のデータへアクセスできるか確認してみましょう。

SSDをフォーマットする

フォーマットとは、SSDを初期化する機能のことです。初期化によってSSDが使用できるようになる可能性がありますが、データがすべて消去されるため必要なデータがある場合は行わないようにしましょう。

SSDをフォーマットする手順は、以下のとおりです。

  1. スタートボタンを右クリックし、メニューから「ディスクの管理」を開く
  2. フォーマットしたいSSDを右クリックし「フォーマット」を選択する
  3. 「ファイルシステム」の項目を確認し、画面の指示に従って「OK」をクリックする

フォーマットの完了には時間がかかることがあるため、パソコンの電源を切らずに待ちましょう。

SSDが反応しない・認識しないときのNG行動

SSDが反応しないときは、症状を悪化させないために以下のNG行動は避けるようにしましょう。

  • パソコンの再起動を繰り返す
  • パソコンを通電し続ける
  • すぐにフォーマットする
  • データ復旧ソフトを使用する

1つずつ紹介します。

パソコンの再起動を繰り返す

SSDが認識しないからといって、パソコンの再起動を繰り返すのは避けましょう。OSの自動修復機能によってデータが上書きされたり、SSDに負荷がかかってデータが消失したりする可能性が高まります。再起動を試すのは1回に留めて、他の方法を試すようにしましょう。

パソコンを通電し続ける

SSDには、不要になったデータを自動で消去するTRIM機能があり、通電しているだけでデータが消失する可能性があります。通電を続けることでメモリチップ自体が焼き付いて修復不可能になる恐れもあるため、異常を感じたらすぐに電源を切り、電源コードも抜いておきましょう。

すぐにフォーマットする

画面に「フォーマットしてください」と表示されても、すぐに初期化を実行してはいけません。初期化するとデータがすべて消去されてしまい、復元できなくなる可能性があります。大切なデータを守るためにも、すぐにフォーマットしないようにしましょう。

データ復旧ソフトを使用する

市販の復旧ソフトは、SSDに物理障害が起きていると使用できません。物理障害が起きているSSDに無理やり復旧ソフトを使用すると、ドライブに大きな負担がかかり完全に破損してしまうリスクがあります。物理障害が疑われる場合は、データ復旧業者に相談するようにしましょう。

SSDが反応しない・認識しないときはデータ復旧業者への相談がおすすめ

SSDが反応せずデータの消失が疑われるときは、データ復旧業者に相談するのがおすすめです。専門知識や技術がない状況での修理は、かえってSSDの状態を悪化させてしまう可能性があります。

メーカーや修理店に依頼した場合、機器は直っても中のデータはすべて消去されてしまうケースがほとんどです。大切なデータを失わないためにも、自身での対処が難しいときはデータ復旧業者に依頼しましょう。

SSDが反応しない・認識しないときのよくある質問

最後に、SSDが反応しない・認識しないときのよくある質問に回答します。

Macで外付けSSDが認識しない場合はどうすればいい?

MacのデスクトップやFinderのサイドバーにSSDが表示されない場合、「Finderの設定」で外部ディスクが非表示になっている可能性があります。以下の手順で設定を確認し、必要に応じて修復しましょう。

  1. Finderのメニューバーから「Finder」→「設定」を選択する
  2. 「一般」タブをクリックし、「デスクトップに表示する項目」で「外部ディスク」にチェックを入れる

これらの手順を踏んでもSSDが反応しない場合は、First Aidによる簡易修復が可能です。First Aidは、SSDのエラーをチェックして修復する機能のことで「ディスクユーティリティ」アプリから対象のSSDを選び、「First Aid」をクリックすることで実行できます。

First Aidを実行してもエラーが修復できない場合は、SSD自体が物理的に故障している可能性が高いため、復旧業者に相談しましょう。

SSDの寿命はどれくらい?

SSDの寿命は約5年程度といわれています。ただし、使い方や使用環境によって寿命は異なります。寿命期間を迎えていなくても、データの読み書きが極端に遅くなったり、SSDが認識されない頻度が高くなったりしたときは寿命が近づいているサインです。大切なデータが消えてしまう前に、新しいSSDへ買い替えるのをおすすめします。

まとめ

SSDが反応しない・認識しない原因には、一時的なシステムエラーやファイルシステムの破損などが考えられます。症状に合った対処をすることで解決できる可能性があるので、本記事で紹介した方法を試してみましょう。

反応しないときに何度も再起動したりフォーマットしたりすると、データが消えてしまうリスクがあります。SSDに大切なデータが入っているときは、データ復旧業者に相談することをおすすめします。

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著者情報
株式会社CLUTCH メディア編集部
データ復旧会社へのインタビューや調査データを基におすすめ比較とサイトを企画設計し、独自の評価基準にて今本当に信頼できるデータ復旧会社を紹介。 また、メディア編集部としてデータ復旧会社へのインタビュー等を基にPCやサーバ、HDD、SSD、スマホ等のデータ復旧に関わる記事を執筆。
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ISO9001、
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