数あるデータ復旧会社の中でも特に知名度の高い「アドバンスデザイン」。データ復旧サービスの利用経験がある方、または必要としている方であれば、名前を知っている方は多いのではないでしょうか?
そんなアドバンスデザインですが、データ復旧における実績が豊富であることでも知られており、自社のホームページでは過去に対応した事例なども公開しています。しかし、この記事を読んでいる方の中には、知名度が高いデータ復旧会社とは言っても名前やどのようなサービスを行っているのかを知らない方もいるはずです。
そこで、この記事ではアドバンスデザインのHDD・SSDのデータ復旧実績と事例についてご紹介していきます。依頼をする場合には大切なデータを預けなければならないので、安心して依頼するためにもぜひこの記事参考にしてみてください。
データ復旧をどこに頼んだらいいの?そんなお悩みにお答えします
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「アドバンスデザイン」の特徴
まずはデータ復旧サービスを提供している「アドバンスデザイン」の特徴についてご紹介していきます。特に、データ復旧サービスの利用経験がない方の場合、社名は知っていてもどのような会社なのかを知らない方が多いです。
しかし、この記事を読んでいるということは現状でデータ復旧を必要としている方もいるはずです。そして、安心して依頼するためには依頼先の特徴を知っておくことが大切です。以下ではアドバンスデザインの特徴をまとめているので、どのような特徴を持つデータ復旧会社なのか一つひとつ見ていきましょう。
業界でも有名な歴史あるデータ復旧会社
アドバンスデザインは日本で初めてデータ復旧サービスの提供を行った会社です。年々進歩していく記憶装置に対応できるデータ復旧技術を身に着けているので、業界でも高い復旧技術をもつデータ復旧会社として知られています。
また、データ復旧会社の中で最も信頼できると言われている「データ復旧協会DRAJ」に加盟しているので、安心してデータ復旧を依頼することが可能。完全成果報酬型なので万が一データ復旧に失敗した場合には無料ですし、世界でもトップレベルのセキュリティ管理を行っているので、機密性の高いデータが保存されたメディアでも安心して預けることができます。
実店舗は東京・大阪・新横浜の3店舗
アドバンスデザインは東京に本社、大阪と新横浜に支店を設けています。お近くにお住まいの方であれば店舗にデータ復旧が必要なメディアを持ち込むことで依頼することができますが、持ち込みが難しい場合には郵送にて依頼することができます。
また、郵送での受付を行っているので、店舗のない地域からでもデータ復旧の依頼が可能です。郵送にて依頼をする場合ですが、HDDまたはSSDの取り外しが可能であれば記憶装置のみを郵送、取り外しができない場合にはパソコンをそのまま郵送しても問題ありません。
幅広いメディアに対応している
アドバンスデザインでは一般的に使用率の高いHDDやSSDをはじめ、NAS・RAID・フラッシュメモリ・サーバーなどの幅広いメディアに対応しています。さらに、メーカーを問わずデータ復旧を依頼できるのもアドバンスデザインの特徴の1つです。
データ復旧会社によっては対応メディアやメーカーが限られていることもあるためえ、幅広く対応してくれるアドバンスデザインであればどのような方でも依頼することができるでしょう。
確かな復旧技術が伺えるデータ復旧実績
ここでは、アドバンスデザインが提供しているデータ復旧の実績についてまとめてみました。どのような状態の機器からデータ復旧を行っているのか、またデータ復旧には成功しているのかなど、過去の実績についてご紹介しています。
他社で断られた機器のデータ復旧にも対応
各データ復旧会社で行う基本的なサービス内容は同じですが、復旧技術の違いで対応してもらえないことがあります。しかし、アドバンスデザインでは過去に他社で断られたHDDのデータ復旧に対応し、見事データ復旧成功しています。
また、他社で断られたメディアのデータ復旧の対応は多数行っており、約80%のデータを復旧することができています。高度な復旧技術を持つアドバンスデザインだからこそ対応可能で利用者が満足できる結果を出すことができているのでしょう。
物理障害でも高確率で多数のデータ復旧に成功
データ復旧が必要となる原因には大きく分けて「論理障害」「物理障害」の2つがあります。論理障害はソフトウェア上での障害なので、HDDやSSD本体は正常に起動しているため比較的にデータ復旧の難易度は低いとされています。
一方、物理障害は記憶装置そのものが故障・破損しているため、復旧難易度は高いと言われています。そんな復旧難易度の高い障害が発生している機器にもアドバンスデザインは対応しており、高確率で多数のデータ復旧に成功しているといった実績があります。
災害によって汚れた状態からのデータ抽出
アドバンスデザインは高い復旧技術に定評があります。そのため、さまざまな状態の機器からのデータ復旧を依頼されることもあり、過去に災害によって水没してしまい、泥汚れが付着した状態からのデータ復旧に成功しています。
慎重に機器を分解し丁寧に洗浄を行い、十分に乾燥させた後にデータ復旧を行うことで、クローンディスクの作成を行い目的のデータを復旧することができたようです。HDDの場合はホコリが1粒でも付着すると故障してしまうデリケートな機器ですが、そのような機器からでも復旧を可能にするアドバンスデザインは、その実績から優れた復旧技術を持っていることが伺えます。
実際に対応したアドバンスデザインのデータ復旧事例
ここでは、アドバンスデザインが実際に対応したデータ復旧事例についてまとめてみました。依頼内容に対してどのような処置を行いデータ復旧に成功しているのかをご紹介しているので、アドバンスデザインへの依頼を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
突然HDDが認識されなくなり異音が発生した
依頼内容はHDDが認識されなくなり異音が発生したというもの。診断の結果、磁気ヘッドの故障であることが判明し、磁気ヘッドが壊れていることでデータの読み込みができなくなっていることがわかりました。
しかし、データが保存されている円盤型のプラッタには異常がなかったので、磁気ヘッドを交換したところ問題なくデータの読み出しが可能になり、データ復旧に成功することができています。
外付けHDDが認識されずデータ復旧を他社で断られた
依頼内容は外付けHDDが認識されなくなり、別のデータ復旧会社2社に相談したが依頼を断られたというもの。こちらの記憶装置は2003年と古い機器だったため、最近ではあまり見かけることのないJFSというシステムファイルだったそうです。
診断の結果、磁気ヘッドの破損によってデータが保存されているプラッタに傷がついており重度の物理障害であることが判明しました。処置としては磁気ヘッドの交換を行い、プラッタの傷部分を避けながらデータの抽出を行うことで約80%のデータ復旧に成功しています。
自分でデータ復旧を行ったが失敗した
依頼内容は停電によってフォーマットを促すエラーが表示され、必要なデータが開けなくなったため自分でデータ復旧を行ったものの失敗したというもの。診断の結果、停電時に異常なデータの上書きが行われており、この上書きが原因でトラブルが発生していたようです。
解析を行ったところ多数のデータファイルが破損している中、奇跡的に目的のデータは無事に残っていたためデータ復旧に成功しています。今回の事例は運が良かったことで復旧に成功していますが、停電後に何らかのトラブルが発生した場合は、そのままの状態で相談した方が良いかもしれません。
誤って削除した大量のデータを復旧してほしい
依頼内容はSSDに保存している大量のデータを誤って削除してしまったため、消えてしまったデータを復旧してほしいというもの。このような場合は人為的ミスによるもので、SSD自体は正常に起動している状態です。そのため、適切な処置を行うことでほぼ全てのデータを復旧することに成功しています。
突然起動しなくなったPCからデータ復旧をしてほしい
依頼内容は普段使用しているパソコンが突然起動しなくなったため、内蔵SSDのデータ復旧をしてほしいとのこと。保存データの中には家族との思いでの写真や仕事に必要なデータなどが入っているとのことでした。
診断の結果、コントローラに異常があることが判明したため、専用ツールを使用して復旧作業を実行。復旧完了までに時間はかかったものの、目的のデータ復旧は無事成功することができています。
確実なデータ復旧を求めるなら「アドバンスデザイン」
データ復旧会社の中でも有名なアドバンスデザインは、高度な復旧技術によって豊富な実績と事例があります。重度の障害レベルと診断したHDDやSSDからのデータ復旧にも成功しているので、確実なデータ復旧を求めている方にはとてもおすすめのデータ復旧会社です。
しかし、機器の状態によっては復旧が困難、または不可能になることもあります。少しでも復旧率を高めるのであれば、不具合や障害が発生していることに気づいた時点でアドバンスデザインに相談することをおすすめします。