データを記録するストレージであるSSD。使用していると、「SSDを誤ってフォーマットしてしまった」「『フォーマットする必要があります』とエラー表示され、実行してしまった」という状況に陥るケースがあります。その場合、適切に対処して、高い技術力を持つデータ復元業者に依頼すれば、復元できる可能性があります。
この記事では、フォーマットしたSSDからデータを復元する方法と注意点、エラー表示される原因について詳しく解説します。SSDに対応できるおすすめのデータ復元業者も紹介していますので、大事なデータが入ったSSDを復元したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
データ復旧をどこに頼んだらいいの?そんなお悩みにお答えします
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SSDのフォーマットとは?
「フォーマット」は、一般的に初期化という意味を持ちますが、厳密には初期化ではなく、SSDやHDDなどの記録媒体を接続するパソコンで使用できるよう、OSに合わせたファイルシステムを再構築する作業のことをいいます。そのため、フォーマットをすることでパソコンがSSDやHDDを認識でき、データなどを書き込める状態になるのです。
ただし、フォーマットを行うと、SSDに保存されているデータはすべて消えてしまうため注意が必要です。大事なデータを保存している場合は、安易に実行しないことが大切です。
フォーマットしてしまったSSDのデータ復旧は可能!
フォーマットしてしまっても、データはすぐに削除されるわけではなく、新しいデータが上書きされるまでは空きとしてマークされた状態になります。そのため、フォーマット直後であればデータ復旧できる可能性があり、復旧の成功確率はかなり高いです。
しかし、フォーマット後に作業を行ったり、自力で復旧を試みて失敗したりすると、成功確率がどんどん下がってしまいます。自力での復旧は可能ではあるものの、失敗するとデータを失ってしまうリスクがあるため、基本的にはデータ復旧の専門業者に依頼するのがおすすめです。
SSDを誤ってフォーマットしてしまった場合の注意点
万が一、SSDを誤ってフォーマットしてしまった場合、注意すべき点はあるのでしょうか。主に3つありますので、状態を悪化させないために把握しておくことが大切です。注意点を押さえて適切に対処し、専門のデータ復元業者に相談するようにしましょう。
電源のオン・オフを繰り返さない
フォーマット後は、電源のオン・オフを繰り返さないことが重要です。電源のオン・オフは内部の部品に大きな負担がかかるため、状態が深刻化したり、別の障害が発生したりする可能性があります。データの復元率を下げないためには、電源のオン・オフは避けましょう。
通電を続けない
フォーマット後、通電したままにしたり、操作を続けたりすると、データが上書きされてしまい、復元が困難になる恐れがあります。誤ってフォーマットした場合は、直ちに電源を切るようにしましょう。
二次フォーマットは絶対に行わない
フォーマットを行ったあとに、再びフォーマットを行うのはやめましょう。フォーマットが一度だけであれば、データを復元できる可能性がありますが、再度行ってしまうと復元の難易度が上がってしまいます。二次フォーマットは絶対に行わないようにしましょう。
「フォーマットする必要があります」とSSDに表示される原因
SSDを使用していて、「フォーマットする必要があります」と表示された場合、原因として大きく分けて「論理障害」と「物理障害」の2つが考えられます。それぞれ詳しく解説します。
原因① 論理障害
「論理障害」とは、SSD本体の故障ではなく、内部のデータが破損して起こる障害をいいます。論理障害の原因として、以下が挙げられます。
- 誤操作:誤って、データの削除やフォーマットをしてしまう
- ファイル・OSの不具合:ファイル・OSが破損したり、システム更新中に電源を切ったりして障害が発生する
- ウイルス感染:コンピュータウイルス感染によって不具合が起こる
論理障害が発生している場合、ファイルやドライブを認識できない、ファイルやフォルダが開けない、データにアクセスできなくなるなどの症状が見られます。まずは信頼できるデータ復元業者に相談するようにしましょう。
原因② 物理障害
「物理障害」とは、SSD本体が物理的に破損して、故障したことで発生する障害を指します。物理障害の原因として、以下が考えられます。
- 物理的な衝撃:落下やぶつけるなどで物理的に衝撃を与える
- 水没・浸水:水没させたり、水に濡らしたりする
- 過電流:落雷や静電気によって過剰な電圧がかかる
- 書き込み上限に到達:SSDのデータの書き込み回数の上限に到達する
- 経年劣化:寿命を迎えたり、悪条件下で使用したりして経年劣化する
物理障害が起きると、パソコンが起動しない、SSDを認識しない、エラー表示されるなどの症状が現れることがあります。
また、物理障害の復元で機器を分解するためには、高い技術と専門の設備が必要になることから、自力での作業は非常に困難です。物理障害が疑われる場合は、データ復元業者に任せましょう。
フォーマットしてしまったSSDからデータを復元する方法
万が一、SSDを誤ってフォーマットしてしまった場合でも、データを復元できる可能性があります。主に2つの方法がありますので、それぞれ見ていきましょう。
データ復元ソフトを使用する
方法の1つとして、SSDのデータ復元ソフトを使用して、自分で行う方法が挙げられます。以下のメリット・デメリットがあるので確認しておきましょう。
データ復元ソフトを使用するメリット
データ復元ソフトを使用した場合、業者に依頼するよりもコストを抑えられます。SSDのデータ復元ソフトは、フリーソフトから有料までさまざまな製品がありますので、手軽に行えるのもメリットの1つです。
データ復元ソフトを使用するデメリット
データ復元ソフトが使用できるのは、ファイルの誤削除などの軽度な論理障害のみです。物理障害には対応できず、もし使用してしまうと、症状を悪化させる危険があるので注意が必要です。原因を見極められない場合は、使用は避けたほうが賢明です。
また、データ復元ソフトを使用して失敗してしまうと、場合によっては、専門業者でも復元が困難なほど重篤な状態に陥るリスクがあります。知識がない場合は、安易にデータ復元ソフトを使用せず、業者に任せるようにしましょう。
データ復元の専門業者に依頼する
もう1つが、データ復元の専門業者に依頼する方法です。業者を選ぶ際は、技術力の高さや実績の多さ、自社内で復元作業を行っているかなどをポイントに判断するのがおすすめです。
データ復元業者に依頼するメリット
SSDは複雑な構造をしているため、データ復元の難易度は高いです。復元作業には、障害の原因を見極められる高度な知識と技術が必要になります。また、物理障害に対応するためには、精密機器を分解する際に必要なクリーンルームなどの設備が必要不可欠です。
データ復元業者なら、データ復元ソフトでは不可能な重度の論理障害から物理障害まで対応可能です。SSDのデータ復元のノウハウを持つ信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。
データ復元業者に依頼するデメリット
データ復元ソフトを使用して自力で作業するよりも、費用が高くなる可能性があります。しかしその分、高い技術力と豊富な実績を持つ、SSDのデータ復元が得意な業者に依頼できれば、的確に作業を進めてもらえる安心感があります。失いたくない大事なデータを扱うなら、データ復元の専門業者に依頼するのが最も確実な方法です。
おすすめのSSDのデータ復元業者3選!
アドバンスデザイン
データ復旧のリーディングカンパニー
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- 世界でも最高レベルの設備とツールを完備しています
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合計
4.3
|
データ復旧費用
成功報酬の上、 |
データ復旧スピード
通常1~7営業日 |
データ復旧実績
大手企業 |
データ復旧技術
米大手HDDメーカーと業務提携しており、Buffaloにデータ復旧の技術提供を行っている |
---|---|---|---|---|
導入設備とツール
クラス100クリーンルーム、レーザー顕微鏡 |
品質規格
ISO9001 |
対応メディア
HDD、SSD、RAID、NAS、サーバー、SDカード、USBメモリなど |
評判
復旧技術、セキュリティ、復旧費用ともに業界随一のサービスが魅力 |
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成功報酬型で、総容量などにより決まる。 |
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元HDD設計者が在籍しており、高い復旧技術 |
---|---|---|---|---|
導入設備とツール
クリーンルーム |
品質規格
ISO27001 |
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HDD、RAID、サーバー、NAS、SDカード、USBメモリなど |
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Buffalo
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最短当日で復旧可能 |
データ復旧実績
バッファロー製品以外も多数 |
データ復旧技術
熟知した技術者が携わっている |
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導入設備とツール
クリーンルーム |
品質規格
ISO9001 |
対応メディア
SSD、NAS、USBメモリー、SDカード他 |
評判
パソコン周辺機器メーカー公式だから安心 |
合計
4.3
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データ復旧費用
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9:30〜17:00
まとめ
SSDを使用していて、誤ってフォーマットしたり、「フォーマットする必要があります」とエラー表示されて実行してしまったりした場合、フォーマット直後であれば、データを復元できる可能性があります。自力での復旧作業は失敗するとデータを失うリスクがあるため、基本的にはデータ復元業者に依頼したほうが確実です。大事なデータを取り戻すなら、今回の記事を参考に適切に対処して、高度な技術と豊富な実績を持つ業者に依頼しましょう。