Androidの画面が割れてしまい、操作ができなくなった経験がある人もいるのではないでしょうか。Androidの画面が割れて操作できないときはマウスを接続したり、ミラーリングしたりすることで動かせる可能性があります。
この記事では、Androidの画面が割れて操作できないときの対処法を詳しく解説します。修理できる場所や注意点も紹介するので、Androidの操作ができずに困っている人はぜひ参考にしてみてください。
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Androidの画面が割れて操作できないときの対処法
Androidの画面が割れて操作できないときの対処法には、以下の方法があります。
- マウスで操作する
- ミラーリングする
- スマホ修理業者に依頼する
それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
マウスで操作する
Android端末は、microUSBコネクタに接続したマウスで操作することができます。Androidをマウスで操作するときは、以下の機器を準備しましょう。
- USBマウス
- USB変換アダプター
AndroidのmicroUSB端子に変換アダプターを接続し、USBマウスを繋ぎます。その後、ホーム画面にマウスカーソルが表示されたら操作ができるようになります。
Androidの画面が割れてタッチ操作ができなくなったときは、スマホ自体が壊れていないかをマウス操作で確認してみましょう。
ミラーリングする
ミラーリングとは、スマホ画面をテレビやパソコンに映し出す機能のことです。Androidの画面をミラーリングする際のおすすめアプリは「Mirror To」です。Mirror Toを使ってミラーリングをするときの手順は、以下のとおりです。
- パソコンにMirror Toをインストールする
- Mirror Toを起動し、Androidを選ぶ
- 「Wi-Fi経由」または「USB経由」を選択する
- ガイドに従って操作する
ミラーリングをすることでパソコンでAndroidを操作ができるようになるため、スマホ画面が破損していてもバックアップや連絡先を取得することができます。なお、画面のミラーリングをするためには、AndroidからMirror Toに対する許可を与えなければならないため、画面が割れる前に設定を変更しておかなければなりません。
スマホ修理業者に依頼する
マウスの接続やミラーリングが難しい場合は、スマホ修理業者に画面修理を依頼しましょう。
なかには、即日修理に対応しているスマホ修理業者もあるため、すぐにスマホを使いたい人は対応スピードを確認することをおすすめします。スマホ修理業者を選ぶポイントには、修理費用や復旧率、セキュリティ対策といった項目があるので、依頼前に確認するようにしましょう。
Androidの画面割れを修理できる場所
Androidの画面割れは、以下の場所で修理ができます。
- メーカー
- 携帯キャリア
- スマホ修理業者
それぞれの違いを見ていきましょう。
メーカー
Android機種は、製造メーカーに修理を依頼することが可能です。
メーカーに修理を依頼すると、加入しているプランや補償によって修理費用を抑えられる可能性があります。例えば、Xperiaのケアプランでは、修理費を最大5,000円に抑えられます。加えて、修理に純正品を使用してもらえるのも大きなメリットといえるでしょう。
ただし、補償プランに加入していないことで高額な修理費がかかったり、データが初期化されたりするケースがあるので注意が必要です。電話帳や写真などが消えてしまう可能性があるので、修理前に必ずバックアップを取っておきましょう。
携帯キャリア
Androidを購入した携帯キャリアに修理依頼をすることができます。
携帯キャリアの補償プランに入っていれば、修理費が安く抑えられるだけでなく、代替機をレンタルできる場合もあります。オンライン受付をしているキャリアであれば、店舗に訪れることなく修理することが可能です。
なかには、特定機種の修理に対応していない携帯キャリアもあるので、自身のAndroidが修理対象になっているのかを確認しておくことが大切です。また、修理時にデータが消えてしまうことがあるので、事前にバックアップを取っておきましょう。
携帯キャリアの修理でデータが消えてしまった人は、復旧アプリを使ったり、データ復旧業者に依頼したりするのがおすすめです。
スマホ修理業者
Androidの画面が割れたときは、スマホ修理業者に依頼するのも1つの手段です。
スマホ修理業者は、メーカーや携帯キャリアより修理費用が安い傾向があります。なかには、即日修理に対応している業者もあるので、急いでいる人は修理業者を活用するのがよいでしょう。加えて、データを消さずに修理できる可能性があるのも嬉しいポイントです。
ただし、一部のスマホ修理業者で修理をすると、携帯キャリアでの補償が受けられなくなる可能性があります。修理スキルや費用は店舗によって異なるため、信頼できる業者を見つけるのが難しいデメリットもあります。
スマホ修理業者を選ぶときは『総務省登録修理業者』の認定を受けているかを確認しましょう。
Androidの画面が割れたときの注意点
Androidの画面が割れたまま使うと、手をけがをしたり急に操作できなくなったりすることがあります。
思わぬ事故につながらないためにも、注意点を押さえておきましょう。
割れた画面でけがをする場合がある
Androidの画面はガラスでできているので、割れたまま操作をするとけがをする可能性があります。すぐに修理ができないときは、画面割れ専用フィルムを貼りましょう。通常のフィルムと比べて角までしっかり密着するので、割れた部分から水やゴミが入るのを防止できます。
フィルムがない場合は、サランラップで代用することもできます。
急に操作できなくなることがある
画面が割れた状態で操作できることもありますが、急に反応しなくなることがあります。修理中にデータが消えてしまうことがあるため、画面が割れたら早めにバックアップを取っておきましょう。
AndroidではGoogleドライブを使った自動バックアップができます。初期設定時に「データのバックアップ」をオンにすることで、データが自動保存されます。この方法では、アプリやパソコンを使わずにバックアップを取れるので、Androidが正常に使えるときに設定しておきましょう。
思わぬ操作が発生する可能性がある
画面が割れている状態のスマホを放置すると、思わぬ誤操作が発生することがあります。このような現象を「ゴーストタッチ」といい、操作をしていないのに電話をかけたり、メッセージを送ってしまうことがあります。
このようなトラブルを起こさないためにも、可能な限り早くスマホの画面を修理しましょう。
Androidの画面割れで操作できないときのよくある質問
ここではAndroidの画面割れで操作できないときのよくある質問に回答していきます。
なぜAndroidは画面が割れると操作できなくなる?
Androidは、画面上に流れている静電気の変化を、センサーが感知することで操作できる仕組みになっています。Androidのセンサーは、ガラスと一体化しているため、画面が割れると操作ができなくなることが多いです。一方、iPhoneのセンサーはガラスよりも下にあるため、画面が割れても操作できるケースがあります。
Androidがマウスを受け付けない場合は?
Androidがマウスを受け付けないときは、以下の方法を試してみましょう。
- 別のUSB差込口にマウスを接続する
- スマホを再起動する
- 白い紙の上でマウスを操作する
ガラスのように光を反射する場所でマウスを使うと、正常に動作しないケースがあります。マウスパッドがないときは、コピー用紙や本などを下敷きにして使ってみましょう。
携帯ショップへ修理に出したらデータは消える?
携帯ショップへ修理に出すとデータが消える可能性が高いです。どのような対応になるのかは店舗によって異なりますが、スタッフが修理中にスマホ内のデータを見てしまう可能性があるため、情報漏洩の観点から初期化をする店舗が多いです。
携帯キャリアが公表しているスマホデータの取り扱いは、以下のとおりでした。
- docomo:機種によってはデータを残したまま修理できる
- au:データを残したまま修理できる場合がある
- softbank:データ預かりや転送不可
データを残したまま修理ができる携帯キャリアであっても、思わぬトラブルで初期化されてしまう可能性があるので、事前にバックアップを取っておきましょう。
スマホ内部に大切なデータがある場合は、まずデータ復旧業者に依頼をすることをおすすめします。
まとめ
Androidの画面割れで操作できないときはマウスを接続したり、ミラーリングをしたりする方法があります。パソコンや周辺機器を使うことで、タッチ操作ができなくても対応できます。
Androidを修理に出すと、データが消えてしまう可能性があるので、事前にバックアップを取っておきましょう。
Androidの画面が割れたまま使い続けると、誤作動が起きたり、急に操作できなくなったりすることがあります。そのような状況にならないためにも、バックアップを取ったうえで早めに画面修理を依頼しましょう。