Macの電源が入らなくなって困っていませんか。Macの電源が入らないときは、バッテリー切れやシステムの不具合といったさまざまな原因が考えられます。
この記事では、Macの電源が入らない7つの原因と症状別の対処法を解説します。やってはいけないNG行動も紹介するので、Macの電源が入らなくて困っている人はぜひ参考にしてみてください。
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Macの電源が入らない7つの原因
Macの電源が入らないときは、以下の7つの原因が考えられます。
- バッテリーが切れている
- 電源ケーブルが故障している
- システムの不具合が起きている
- 帯電している
- 液晶画面が正常に表示されていない
- HDDやSSDが故障している
- 周辺機器との相性が悪い
1つずつ詳しく紹介します。
バッテリーが切れている
Macを長期間使用していないと、本体の放電が進みバッテリー切れを起こすことがあります。バッテリー切れが疑われるときは、数時間充電してから電源が入るか試してみましょう。ただし、過放電によってバッテリーが機能していないときは、修理業者に相談することをおすすめします。
電源ケーブルが故障している
電源ケーブルを接続してもLEDランプが点灯しない場合は、ケーブルの故障や接続不良が考えられます。まずは、ケーブルの接続部分にほこりや汚れが付着していないか確認し、電源ケーブルを差し直してみましょう。
LEDランプが点滅するときはバッテリーの劣化が考えられるので、交換が必要になる可能性があります。
システムの不具合が起きている
OSやアプリケーションなどのシステムに不具合が起きると、本体が正常に起動しなかったり、エラーメッセージが表示されたりすることがあります。これらの症状が出た場合は、OSやアプリケーションが最新の状態になっていない可能性も考えられるため、アップデートすることをおすすめします。
帯電している
Mac本体に静電気がたまることで電源が入らなくなっていることも考えられます。使用時間が長かったり充電器を接続したままにしたりすると、帯電しやすくなるので注意しましょう。
Mac内部にほこりや汚れがたまると帯電する可能性が高まります。
液晶画面が正常に表示されていない
本体の電源は入っているのに、ディスプレイが正常に表示されないときは、液晶画面のトラブルが疑われます。液晶画面の修理は専門知識や技術が必要となるため、修理業者に相談しましょう。
HDDやSSDが故障している
HDDやSSDは使用期間が長くなると故障してしまう可能性があります。一般的な耐用年数はHDDが約3〜4年、SSDは約5年といわれています。使用時間が長い場合は、この期間よりも早く寿命を迎えることもあるでしょう。
耐用年数を超えて使用すると、経年劣化や容量不足によって本体が起動しなくなることがあるので注意が必要です。
周辺機器との相性が悪い
互換性のない機器や、相性の悪いUSBメモリ、外付けHDD・SSDを接続しているとMacの電源が入らなくなることがあります。周辺機器を接続している場合は、1つずつ取り外して起動できるのかを試してみましょう。
【症状別】Macの電源が入らないときの対処法
ここからは、Macの電源が入らないときの対処法を症状別に紹介します。
Macが起動しない場合
Macが起動しないときは、以下の対処法を試してみましょう。
- 電源ケーブルの接続を確認する
- アクセサリを取り外す
- 放電する
- SMCをリセットする
それぞれ詳しく紹介します。
電源ケーブルの接続を確認する
デスクトップ型のiMacやiMacProは、電源ケーブルからの電力供給で動作するため、ケーブルの接続不良が起きると起動できません。まずは電源ケーブルが本体とコンセントにしっかり差し込まれているかを確認しましょう。
ノート型Macは電源ケーブルからの電力供給だけでなく、バッテリーからも電力供給を受けます。ケーブルを正しく接続しても電源が入らない場合は、ケーブルを交換することに加えて、本記事で紹介する別の対処法も試してみましょう。
アクセサリを取り外す
アクセサリを取り付けたタイミングで電源が入らなくなったときは、プリンターやUSBメモリなどすべての機器を取り外しましょう。アクセサリが原因だった場合は、Macの電源が入るはずです。
放電する
本体にたまった静電気を放電することで、電源が入るようになる可能性があります。
帯電が疑われるときは、以下の手順を試してみましょう。
- システム終了する
- 電源ケーブルや周辺機器のケーブルを抜く
- 10分ほど放置する
- 電源ケーブルを装着して本体を起動する
SMCをリセットする
SMC(システム管理コントローラ)は、Macの電源機能を制御するシステムです。Macの電源が入らないときは、SMCをリセットすることで解決する場合があります。
Appleシリコン搭載のMacであれば、再起動またはシステム終了後に電源を入れることで自動的にSMCがリセットされます。一方、AppleT2チップ搭載のMacは、以下のように手動でSMCリセットしなければなりません。
- システム終了し、電源ボタンを10秒間押してから指を離す
- 数秒後に電源ボタンを押しても起動しない場合は、機種に応じて以下の手順でSMCリセットをおこなう
【Macbookの場合】
- システム終了する
- 「Shift」「Control」「Option」と電源ボタンを同時に7秒間押す
- 電源が切れても、さらに7秒間押し続ける
- 指を離し、数秒待ってから電源を入れる
【デスクトップの場合】
- システム終了し、電源コードを抜く
- 15秒待ってから電源コードを差し直す
- 5秒待ってから電源ボタンを押す
頻繁にSMCリセットをすると、本体に負担がかかってデータが破損するリスクがあるので、必要以上に繰り返さないようにしましょう。
起動するがOSが立ち上がらない場合
Macが起動するのにOSが立ち上がらない場合は、以下の対処法を試してみましょう。
- NVRAM(PRAM)をリセットする
- セーフモードで起動する
- リカバリーモードで使用する
- 別の起動ディスクを使用する
- HDDやメモリを交換する
- Time Machineで修復する
1つずつ詳しく解説します。
NVRAM(PRAM)をリセットする
NVRAM(PRAM)は、システム設定などが保存されているメモリです。設定情報に問題がある場合、リセットすることで症状が改善する可能性があります。
Appleシリコン搭載のMacであれば、再起動するだけで自動的にリセットされます。Intelプロセッサ搭載のMacのリセット方法は、以下のとおりです。
- システム終了する
- 電源を入れた直後「Command」「Option」「P」「R」キーを同時に約20秒間押す
リセット中は起動音が鳴ったり、Appleのロゴが表示されたりしますが、そのままキーを押し続けましょう。なお、1部のシステムや環境設定が初期値に戻ることがあるので、起動後は「システム環境設定」から元の状態に戻す必要があります。
セーフモードで起動する
セーフモードは最小限の機能だけで起動する方法です。セーフモードを使えば、原因が本体にあるのか、起動時に読み込まれるソフトウェアにあるのかを判断できます。セーフモードで起動する手順は、以下のとおりです。
【Appleシリコン搭載のMacの場合】
- システム終了し、すべてのランプが消えるまで待つ
- 「起動オプションを読み込み中」と表示されるまで電源ボタンを押す
- ボリュームを選択する
- 「Shift」キーを押したまま「セーフモードで続ける」をクリックする
【Intelプロセッサ搭載のMacの場合】
- 本体の起動直後に「Shift」キーを押し続ける
- ログインウインドウが表示されたら「Shift」キーから指を離し、ログインする
セーフモードで起動しても本体の電源が入らないときは、OSの再インストールが必要となる可能性があります、再インストールすると、データが上書きされてしまう場合があるので、事前にデータのバックアップを取ることをおすすめします。
リカバリーモードを使用する
リカバリーモードは、OSの再インストールやHDDの修復や削除をするときに使われるシステムのことです。リカバリーモードを使用すると、システムの問題が解決して本体の電源が入るようになる可能性があります。以下の手順で試してみましょう。
【Appleシリコン搭載のMacの場合】
- システム終了する
- 電源ボタンを長押しし「オプション」ボタンが表示されたら指を離す
- 「オプション」をクリックし、その下の「続ける」をクリックする
- ユーザーを選択してログインする
【Intelプロセッサ搭載のMacの場合】
- システム終了する
- 電源ボタンを押し、「Command」+「R」キーを長押しする
- Appleのロゴが表示されたら指を離す
- ユーザーを選択してログインする
リカバリーモードの使用前は、データのバックアップを取っておきましょう。
別の起動ディスクを使用する
起動ディスクとは、パソコンの起動に必要なデータが保存されたディスクのことです。複数の起動ディスクがある場合、別のディスクを使用することで問題が解決できる可能性があります。以下の手順で試してみましょう。
【Appleシリコン搭載のMacの場合】
- 電源ボタンを長押しし「起動オプションの読み込み中」と表示されたら指を離す
- 起動ディスクの選択画面で、通常とは異なるディスクを選び「続ける」をクリックする
【Intelプロセッサ搭載のMacの場合】
- 「Option」キーを押しながら電源ボタンを押す
- Appleロゴが表示されたら指を離す
- 起動ディスクの選択画面で、通常とは異なるディスクを選び「↑」をクリックする
なお、Apple T2シリコン搭載のMacは、セキュリティ設定により外付けHDDなど外部メディアからの起動はできません。外部メディアから起動する場合は、リカバリーモードで起動し、起動セキュリティユーティリティで設定を変更しましょう。
HDDやメモリを交換する
HDDやメモリの経年劣化や容量不足が原因となっている場合は、HDDやメモリを交換することで起動できる可能性があります。ただし、互換性のないHDDやメモリを使うと正常に起動しないので、必ず互換性があるのかを確認するようにしましょう。
Time Machineで修復する
Time MachineはMacに標準搭載されているバックアップ機能です。自動的にシステムの状態を保存するので、OSを再インストールした後でも特定の日時の状態に復元できます。Time Machineを使用した修復手順は、以下のとおりです。
- 【Appleシリコン搭載のMac】
システム終了し、「起動オプションを読み込み中」と表示されたら「オプション」→「続ける」をクリックする
【Intelプロセッサ搭載のMac】
再帰動詞、起動画面が表示されるまで「Command」と「R」キーを長押しする
- 「ユーティリティ」から「Time Machineバックアップから転送」を選び「続ける」をクリックする
- 復元したいバックアップの日時を選び、画面の指示に従って進める
Macの電源が入らないときのNG行動
Macの電源が入らないときでも、以下のNG行動をしないようにしましょう。
- 再起動を繰り返す
- すぐにOSの再インストールをする
- 通電し続ける
1つずつ紹介します。
再起動を繰り返す
再起動はMac本体やHDD、SSDなどの内部部品に大きな負荷をかけてしまいます。必要以上に再起動を繰り返すと症状が悪化する可能性があるので、再起動は1回に留めておきましょう。
すぐにOSの再インストールをする
OSを再インストールすると、データが上書きされてしまう可能性があります。上書きすると、データ復旧ができなくなってしまう場合があるので、再インストールする前にiCloudなどでバックアップを取っておきましょう。iCloudでのバックアップ方法は、以下のとおりです。
- iCloudにサインインする
- iCloudの設定で同期して保存したいアプリを選択する
- iCloud Driveを使って「デスクトップ」や「書類」フォルダ内のファイルをiCloudに保存する
通電し続ける
故障がある状態で通電を続けると、異常な状態のままデータが上書きされる可能性があります。電源が入らないときは本体の電源を切り、電源ケーブルも抜いて通電を止めておきましょう。
Macの電源が入らないときは専門業者への相談がおすすめ
Macの電源が入らないときは、画面が表示されないだけでなく、データが消失してしまうリスクがあります。このような状況で本体を分解したりパーツを交換したりすると、さらに症状を悪化させてしまう可能性があります。
大切なデータを失わないためにも、できるだけ早く修理業者やデータ復旧業者に相談しましょう。
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まとめ
Macの電源が入らない原因には、バッテリー切れやシステムの不具合などが考えられます。症状に合った対処をすることで早期解決できる可能性があるので、本記事で紹介した方法を試してみましょう。
電源が入らないときに何度も再起動したりOSの再インストールしたりすると、データが消えてしまうリスクがあります。大切なデータがあるときは、修理業者やデータ復旧業者に相談することをおすすめします。